高血圧でも美味しく食べられる!減塩の工夫と賢い塩の使い方

高血圧でも美味しく食べられる!減塩の工夫と賢い塩の使い方

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毎日の食事で「塩分を控えなきゃ」と思いながらも、つい濃い味付けになってしまう...。

そんな経験ありませんか?実は高血圧の方でも、ちょっとした工夫で美味しく食事を楽しむことができるんです。

今回は、減塩しながらも満足度の高い食事にするコツをご紹介します。

高血圧と塩分、その意外な関係

「塩分を控えめに」とよく言われますが、なぜ塩分を制限する必要があるのでしょうか。

実は塩分の過剰摂取は、体内の水分量を増やしてしまい、それによって血液量が増加。結果として血圧が上昇してしまうんです。

WHOでは1日の塩分摂取量を5g未満にすることを推奨していますが、日本人の平均摂取量は約10g。

実に推奨量の倍近くを摂取していることになります。

でも、だからといって極端な塩分制限は禁物。塩分は私たちの体に必要不可欠な栄養素なんです。

意外と知らない?塩の種類による違い

スーパーの調味料売り場に行くと、実にさまざまな種類の塩が並んでいます。

実は、この選び方を工夫するだけでも、減塩効果が期待できるんですよ。

中でもおすすめなのが、カリウム強化塩です。

カリウムには体内の余分なナトリウムを排出する効果があるため、通常の塩の代わりに使うことで、自然と減塩できます。

また、フランス・ゲランド地方の塩や、専用のおにぎりの塩なども要チェック。

これらの天然塩は、ミネラルバランスが良好で、少量でも十分な旨味を感じられます。

特に注目したいのが藻塩。

海藻から作られる塩なので、ミネラルが豊富なうえ、海藻由来のうま味成分も含まれています。

少量でもしっかりと塩味を感じられるため、減塩にぴったりなんです。

減塩の裏技!調理の工夫でおいしさアップ

実は、同じ量の塩を使うにしても、使うタイミングや方法を変えるだけで、塩味の感じ方は大きく変わってきます。

料理の仕上げに塩をふりかけると、直接舌に塩味が届くため、少ない量でも十分な塩味を感じられます。

また、食材の水気をしっかり拭き取ってから塩をふると、より効率的に塩味が染み込みます。

調理法を工夫するのも効果的です。

強火で手早く調理すれば素材の旨味が逃げにくく、蒸し料理や焼き物なら、調味料に頼らなくても素材本来の味を楽しめます。

和食の基本、出汁をしっかり取ることも大切なポイント。良質な出汁があれば、塩分控えめでも十分な旨味が得られるんです。

減塩の強い味方!代替調味料の活用術

味付けで困ったときは、塩以外の調味料の出番です。

黒コショウや山椒、カレー粉、一味唐辛子といった香辛料は、塩味を補完してくれる心強い味方。

レモンや酢、ゆず、すだちなどの柑橘類の酸味も、塩味を引き立ててくれます。

また、しょうが、にんにく、ねぎ、みょうがといった香味野菜をうまく使えば、より風味豊かな料理に仕上がります。

これらの食材は、単に塩の代わりというだけでなく、料理をより魅力的に変えてくれる素敵な脇役なんです。

外食でも大丈夫!賢い選び方

外食のときこそ、塩分管理が難しくなりがちです。でも、ちょっとした工夫で塩分摂取を抑えることができます。

例えば、醤油やソースは別添えでもらうようにお願いしたり、味付けの濃いメニューは避けたりするのがおすすめです。

また、野菜料理を積極的に取り入れたり、汁物は具を中心に食べたりするのも効果的です。

外食後は、夕食を軽めにしたり、カリウムを含む野菜を多めに摂取したり、水分を十分に取ったりして調整するといいでしょう。

おわりに

高血圧だからといって、美味しい食事を諦める必要はありません。

質の良い塩を選び、上手な使い方を心がけることで、健康的でありながら満足度の高い食生活を送ることができます。

毎日の食事で、塩分摂取量を意識し、質の良い塩を選び、調理法を工夫する。

そして、代替調味料を上手に活用しながら、定期的に血圧をチェックする。

これらを無理なく続けることで、きっと理想的な食生活が実現できるはずです。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としています。具体的な治療や食事制限については、必ず医療専門家にご相談ください。

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