【僕参】踵の痛みをいやすツボ|メディックスブログ

【僕参】踵の痛みをいやすツボ

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【僕参】踵の痛みをいやすツボ

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僕参(ぼくしん)とは

僕参(ぼくしん)は、足の外のくるぶしとアキレス腱の間のくぼみの直下で踵(かかと)の骨の凹みにあるツボです。

このツボは足の太陽膀胱経に所属しているツボで、踵(かかと)の痛みに使うツボとして知られています。

効果と応用

僕参は、踵の痛みに効果的なツボであり、歩きすぎなどによる足の痛み、とくに踵の外側が痛むときに使われるツボです。

元の時代に滑伯仁によって記された『十四経絡発揮』の主治には「足痿踝痛(あしなえてくびすいたむ)」、「轉筋(てんきん/こむらがえり)」と書かれていまして、足が弱って踵が痛む、こむらがえり(ふくらはぎが痙攣、つってし痛む)の時に使うツボとされています。

またいくつかの古典では「てんかん」に使っていたことも記載されています。

主な効果

僕参を刺激することによって、疲労などによる足の弱りと、足首・踵の痛み、ふくらはぎの引きつりの過緩和が期待できます。

注意点

僕参は骨の際に位置するツボのため、強く押し込むような刺激は避けるべきです。

敏感な方は、軽い刺激でも響きを感じることがありますので、少しずつ圧を調整しながら行ってください。

また、足首に捻挫や炎症がある場合は、このツボへの刺激を控えるようにし、無理なセルフケアは避けて、まずはお医者さんの診察を受けてください。

日常生活での活用法

歩き仕事なので足の疲労を感じたとき、足湯後など体が温まったタイミングで軽く刺激するのがおすすめです。

親指の腹でやさしく押し込むように10秒ほどかけて刺激し、左右交互に繰り返すと、足元からじんわり血流がめぐる感覚が得られます。

ストレッチや軽い足首回しと組み合わせることで、動きのなめらかさやふくらはぎの引きつり予防を同時にサポートできます。

現代医学からの評価

僕参の位置するエリアは、外くるぶし周辺の靭帯や腱、血管・神経が集まるポイントであり、足関節の可動性や安定性に重要な役割を果たす部位です。

この周辺を刺激することで、筋肉の緊張や疲労が改善が促されると考えられています。

また、足関節が整うことにより、姿勢バランスや歩行時の安定性の向上にもつながるため、健康維持の観点からも注目されるポイントです。

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